前回は、以下の例を出して
出版効果によって3000万円の物件の両手仲介が取得できたら手数料は192万円になる
従来の自費出版の費用が250万円だった場合は、192万円-250万円=-58万円となり、利益はなくマイナス58万円となります。
それが、格安の自費出版で費用が50万円だった場合は、192万円-50万円=+142万円となり、142万円の利益となり、大きな違いが出ます。
ビジネスで出版を活用することを前提に考えると、費用対効果を考えなければいけません。
格安で自費出版をすることが第一条件です。
ふと、思った方もいるかも知れません。
あれ? そもそも、出版することで、3000万円の物件の両手仲介が取得できるのか?
ですよね。
はい、その通りです。
出版したから、3000万円の物件の両手仲介が取得できるとは限りません。
ですが、出版するとビジネスに良い効果が出てきます。それをお伝えします。
まず出版には7つのメリットがあります。
① お客様からその分野の専門家(不動産売却の本を出版したら不動産売却の専門家)として見られる
② お客様に出版した書籍を渡すと、書籍を出版した人と見られ権威性が上がりクロージングしやすくなる
③ お客様が書籍を読むことで自社の強みなどが伝わる(書籍は24時間働いてくれる優秀な営業になる)
④ 書籍を集客のツールに活用することができる
⑤ その人の想いが読み手に伝わり親近感が得られる(お客様だけでなく、社員採用時にもよい影響)
⑥ 情報を発信する側になれ、新しい情報が入って来やすくなる
⑦ 家族や社員、友人まで喜んでくれる(仕事へのやる気が出る!)
他にも細かいメリットは多々ありますが、出版するだけで、大きなメリットがこれだけ得られます。
私は多くの方に出版の企画から出版、出版後のビジネス活用までサポートしていますが、この実例から言えることは、出版をビジネス戦略に活かすと、出版する費用よりも大きなリターンが得られます。
簡単な活用事例としては
・書籍を購入した方にプレゼントを設け、集客ツールに活用する
・査定のお客様に出版した書籍を配る(専門家と思われ権威性も上がり、自社の強みも伝わる)
実は、出版はビジネスと相性がよく、ビジネスの補完的役割を果たしてくれます。
特に中小企業の場合は、大手との比較になるケースがあるので、出版していると、大手との差を縮める強い武器となるはずです。
出版のポイント(まとめ)
・自費出版は【格安】ですること
・出版をゴールにせず、出版をどのようにビジネスに活用するかまで考えること
あなたの周りのライバル会社で出版している方はいますか?
いなければ、大きなチャンスです。 今すぐ、出版で差別化を!