物件情報を多く掲載して、チラシを1万部配布して1件の反響を取るのもやっと。
年々チラシの反響が低下し、集客コストが増加傾向です。
ある経営者の言葉。
これは、物件情報を掲載して購入検討者を集客している会社の状況です。これが
「売却物件求む」
のチラシで売却のお客様を集客するとなると、1万部配布しても1件の反響も取れない。なんて事もあるのでは。
そして、「チラシ集客の時代は終わった。」 今はネットやSNSだなと考える。
本当にチラシ集客の時代は終わったのでしょうか?
終わったわけではないです。
でも、売りたい人を集客する為に、
・「売却求む」
・「無料査定」
・「秘密厳守」
などのキャッチコピーを色々変えてチャレンジしても効果が低いのは事実です。
なぜでしょうか?
原因の一つは、
配布回数が少ない=認知度が低い、だから反響がないという事が考えられます。
消費者に認知されるまでチラシ配布が続けられないという原因です。
しかし、実はこの配布回数が根本的な原因ではありません。
本当の原因は、
【間違ったチラシを配布している】
このことが原因で成果が出ていないのです。
では、この間違ったチラシを使うと、どうなるのかお伝えします。
チラシを配布(折込でもポスティングでも同じ)
↓
消費者に興味関心を抱かせる
ここまでは良いのですが、
最後 【ライバルに連絡が行ってしまう】 という結果に。
これは辛いですよね。
せっかくチラシ配布をして、あなたのチラシで興味関心を抱かせたとしても、あなたに関係がない会社にお客様が取られるって、辛いですよね。
こんな事ってあるのですか?
はい。現代だからこそ、この失敗が数多くあります。
ですので、対策をしてください。
対策の基本は、
【消費者が商品やサービスを認知してから行動するまでのプロセス】
を把握する必要があります。
お客様は、チラシ等を何気なく見て、気になることが書いてあると、
関心を持って、そのチラシをしっかり見ます。
そして、どんどん興味や関心が湧いて来て、この商品やサービス良さそうだな〜と思ったら、次に何をしていると思いますか?
インターネットで検索です。
興味関心を抱いたら、インターネットで検索をします。
あなたも、
パソコンを購入検討の段階
旅行や出張の時にホテルを決める際
インターネットで検索していますよね。
今の時代、興味関心を抱いたら、まずはインターネットで検索をします。
はい! その通りです。
「売却求む」のチラシをあなたが配布したことで、売却を認知したお客様が次に行動するのはインターネットでの検索です。
「不動産売却」や「自宅売却」というキーワードでインターネット検索して、検索結果の上位表示されるのは、あなたの会社ではなく、
一括査定サイトなどの広告が上位に表示されます。
広告の次に自然検索の結果が表示されますが、
ここも、SEOやアフェリエイターさんが作成したサイトが表示されます。
はい! その通りです。
あなたが一生懸命ポスティングやチラシを入れて、
お客様に、そろそろ売却しなきゃなあ〜と興味関心を抱かすことが出来たとしても
お客様がインターネット検索したその結果に御社が出てこないと、他社や一括査定サイトなどにお客様を送客しているだけになります。
デザインやキャッチコピーを考え一生懸命ポスティングしたのに他社にお客様を送客しているだけだったら、残念で悔しいですよね。
では、どうやって売却求むチラシの反響率を上げるのか。
それは、
【あなたのチラシを見たお客様があなたに直接連絡をしてしまう様なチラシ構成】
でチラシを作成する事です。
これはコピーライティング、ダイレクトレスポンスマーケティングの知識を習得するか、
この知識を持った私の様な人に依頼する必要があるので、少しハードルが高いかと思います。
それであれば、
何もせずに見込み客を送客してくれるマンションリサーチさんの一括査定の方が楽をして集客できると思ってしまうのは私だけでしょうか。